優しいぬくもり
第1章

心を忘れた日

中学3年――。


同じクラスの桜井光(サクライコウ)と私は秘密の恋をしていた。


光くんは優しくて皆に慕われていた。


なのに…。


「好きなんだろ?ヤらせろよ」


そう言われ無理矢理ヤられ捨てられたあの日。


あの日から人が怖くなった。


人は皆裏がある。


信じちゃいけない。


恋をしたら捨てられる。


心を氷のように冷たくしよう
< 1 / 4 >

この作品をシェア

pagetop