普通の人間でした。




『今からお前を殺す』

「はい!?」

今殺すって言った?
いや、いや、何で?


「今救ってくださったばかりじゃ…」

『救ってねえ。それに、あの場で殺さなかったのはお前に聞きたいことがあったからだ、トワ』

「え…」

私、この鳥に名前教えたっけ?
いや、教えてないはず。


「トワ」

男は私の両腕を掴む。

そして顔か近づく。
その顔はとても綺麗で、悲しそうだった。






< 22 / 28 >

この作品をシェア

pagetop