普通の人間でした。



男の力には敵わない。
もうだめだ。


『俺は…お前が…』

そして男が何か言いかけた時、また違う声が聞こえた。
そして風が遠くでそよいだ。


でも私にはそれが誰かわからず、意識を保つことはもう不可能で、目を閉じた。



それからしばらくして腕が離されたらしい。




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