魔法の国

過去







そうこうしているうちに地上に降り立つ







「で、どうい「鷹次ーっ!!」







私の言葉をさえぎり、甲高い声が聞こえた









見るとツインテールの真っ白な銀色に輝いている髪の毛の子と、髪をおろしている真っ黒な髪の毛の子がかけてくる





どちらも、赤い目をしていた



「ああ、雪と夜」









なんか名前だけ聞いてどちらがその名前なのかわかる気がする、と思っていると視線を感じた


「お姉ちゃん、誰ですか?」







「こら雪、人にものを訪ねる時は挨拶してからだって昔、お母さん言ってたでしょう?」







白い髪の子(おそらく雪)が黒い髪の子(おそらく夜)に注意される









「あ、ごめんなさい。私、雪兎の雪です。夜お姉ちゃんのいもーとで双子です!!」







「夜兎の夜です」







夜ちゃんの方は明らかに言葉が少ない












…あれ?
雪兎とか夜兎って言うのはどういうことだろう



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