空の下のあの公園で


あいつは今日公園にいるかわからない

あいつは俺が公園にいて嬉しいのか嬉しくないのかもわからない


けど…

行かなきゃならない気がした

たとえあいつが来なくても


あの雨の時どうして俺は
震えるあいつの肩に手を置けなかった?

何を根拠にあいつが秘密主義者なんて思った?


本当は誰かに助けを求めているかもしれない

だったらもういいと思うんだよ


その相手が俺でも


公園につきゆっくりブランコに近づく


多分、


最初からわかってたんだと思う



『あ』


『やっぱり来たじゃねーか』


お前は


『来たんだな』


『………はぃ』


ここが大事だから。


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