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普段笑顔の人が怒ると恐ろしいらしいけど、確かにこれほど恐ろしいものがあるのかと思ってしまうほどだ。
「さ、とりあえず。奥で寝ましょう?あしたもあるし」
語尾にハートがつきそうなほど嬉しそうに言っている声色と顔が全く一致しない。
沙羅さんに恐怖さえ覚えながら、私はベットに潜り込んだ。
「今日は色々な事があったなぁ…」
そうつぶやいて、頭の中で今日あった出来事が浮かんでは消えていく。
病室の窓を見上げる。
大きくて丸い満月の周りを小さな光が取り囲むようにして輝いていた。
そういえば…誰かが言っていた。
幼い頃、確か私が4歳だった時のころ…。