【完】青空星
「なんだよ、2人して!!
知らねーぞ、俺すねたからな!!」
そう言って翔君は私たちに背を向けた。
「ごめん!!翔君、見えない!!全然見えないよ」
「彩ちゃん、こいつに乗せられるな。
ほっといて、コンビニでも行こうぜ」
「ちょ、待って!!そりゃないよ」
「アハハハハ」
こうやって、ずっと楽しい日々が続いたらいいのにな。
しかし、私も3ヶ月後には退院する。
この、楽しい時間にもタイムリミットがあるのだ。