【完】青空星


頭でもおかしくなったのか??

しかし、今の美織には俺を手に入れるために精一杯だったのだろう。



「それだけはやめろ!!」


「じゃぁ、私と付き合ってくれる??」



…。

俺は、自分の心に嘘をつくことにした。



「あぁ、分かった」



そのまま、涙目ではあるが、美織の顔はすごく明るくなった。



「じゃぁ昴ぅ、体には気をつけてねぇ!ばいばい」


その言葉を最後に、やっと美織は帰っていった。


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