【完】青空星
よかった。
昴君、翔君と仲良くしてた。
私はほっと胸を撫で下ろす。
空を見れば、今日も雲一つない綺麗な青空が広がっている。
私は、この青空と比べると、本当に小さくて、
私の悩みなんかもっと小さい。
でも、その小さな悩み事も私にとっては大きなもので…。
私も、この広い青空になりたいな。
そしたら、こんなに悩まなくて済んだのかもしれない。
私は、もらったメロンパンをかじりながら、そう思っていた。