主婦だって恋をする
「…………っ」
成美は目をぎゅっと閉じて痛みをこらえる。俺は唇を離して、出来映えを確認した。
「……花びらみたいで、きれい」
くっきりと残った赤紫の痣を、俺は満足げに眺める。
「鏡を見てきていい?」
立ち上がろうとする成美の腕を掴んで、床に押し倒した。
「だめ、まだ終わってないから」
「そんなにたくさん付けられたら外歩けないわ」
「大丈夫、見えないところにするから……」
一枚ずつ服を脱がせ、自分の中の独占欲を吐き出すように成美の白い肌に何度も唇を押しつけた。
「慶…………」
成美は子どもを甘やかすような優しい手つきで、そんな俺の頭を撫でた。
これから一緒に暮らせるというのに、心も身体も成美を欲しがって止まらない。
欲望のままに成美を抱いた結果、行為が終わったときには彼女の全身に桜吹雪が舞っていた。