Jelly Beans
「いちご、もうひとつプレゼントだ。」

人影のない公園の丘の上

夕陽が沈んでいく。


「わーすごぉぉい。」


二人の顔を染めて沈んでいく夕陽

あたしはきっと忘れない。

夕陽色に染まるモ-リの隣で

心臓がどきどきした。


「モ-リ、キスしよう。」

あたしの顔は真赤だと思うけど

きっと、夕陽のおかげできっと大丈夫。


モ-リがそっと近づいて、

あたしのおでこにキスをした。

離れるとすぐ顎を上げられて

ふわっと唇が重なった。


長い長い優しいキスだった。


幸せな時間が流れた。


あたしはモ-リが大好きだ。




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