Jelly Beans
守貴SIDE************

長い会議だった、結局確認事項が大半で文書対応で短縮できないのか。


「鳴海、何度も携帯光ってたぞ。」


「そっか、ありがとう。」

   !

いちごからだ、着信5回と、メ-ル1件、遊歩からもだ、


何かあったのか



画面を見て驚愕した。


”モ-リ助けて”


いちごからのSOSだった。


なんてことだ、


いちごが助けを欲しがっている肝心な時に俺は何もしてやれないなんて。


遊歩からのメ-ルで無事に家に着いたことが分かった。


とにかく早く駆けつけてやりたい。


仕事をさっさと片付け、

有給使って、早退しよう。


スト-カ-、

いちごの男性恐怖症の最初のきっかけだったはず。

なんで今頃。




< 212 / 306 >

この作品をシェア

pagetop