Jelly Beans
「少し飲んでみる?」

食後ワインを飲んでいるモ-リが、

あたしにおいでおいでをする。


「いいのっ?」

「今日は特別、記念すべきサンフランシスコの夜に。」

グラスを合わせる。

カラン

いい音がして、ふわっとフル-ツの甘い香りが鼻を刺激する。

「ん、甘いね。あたしでも飲めるみたい」

ワインの甘くてトロっとした感触が口の中を流れ込む。

「こら、一気に飲むな、ジュ-スじゃないんだから。

あんまり調子に乗ると悪酔いするよ。」

「え^^////なあに~。」

「あ~、遅かったか、大丈夫か?」

「うん、ちょっといい気持。モ-リぎゅっとして?」

「煽るなよ、結構我慢してるのに。」

「どうして?我慢するの?ハネム-ンなのに、

 ねえ、ぎゅっとして~。」


「知らないぞ、朝まで離せないからな。」


モ-リはお姫様だっこしてあたしをベッドまで運んだ。










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