Jelly Beans
「ヘイトアシュベリ-は、ヘイト通りと、アシュベリ通りの角

 中心にしたエリアをいい、一風変わった雰囲気の、自由でワイルドな

 雰囲気が漂っています。、、、」

あたしが声に出してガイドブックを音読すると、

モ-リはププっと笑って。

「分かったから、声に出さなくていいよ。みんな見てるって。」


「折角、モ-リに聞かせてやってるのに。」////

ぷくっと膨れると、


「はいはい、ありがとうガイドさん。あの辺りがそうだね、?」

わ~~~

現職のカラフルな建物、ア-ティスッティックな看板、

見た事もないような物が、所狭しと並ぶ店先。


「凄いね、アメリカの底時からを感じる街だね。」

冷静なモ-リも感嘆して声を上げるほど、

ワカワクをいっぱい詰め込んだ、

そうおもちゃ箱ひっくり返したような街。


あたしはテンションあがりまくっちゃったんだ。

これが失敗の原因。
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