いじめ__離れてくれない記憶

二つの出会い

次の日。

昼休み座っていると、誰かに話し掛けられた。

「ねえねえ、一緒に校庭行かない??」

ニコニコ笑いながら話し掛けてきた。

その女の子の名前は、花音。

初めておんなじクラスになった。

行事などの担当が同じ時があり、何度か話したことはある。

面白くて、可愛くて、ちょっとぷっくりしてる。

悪口言ったりする時もあるけど、人に嫌われないタイプ。

いわゆる上手に世間を渡っていける人間だと思う。

「う、うん。いいよー。」

そうして、校庭に行き、散歩しながら話した。

花音はテンション高い。

正直ついてきけないよ・・・。

つまんないって、おもわれちゃってるだろうな・・・。

そんな感じで時間は過ぎ、後悔がつのるだけだった。
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