いじめ__離れてくれない記憶
__どうしよっかな・・・。誰かに話し掛けないと。

__でも、無視されたらどうしよう。

菜実の心には、恐怖という気持ちがしっかりと巣食っていた。




結局今日は誰にも話し掛けられなかった。

「もういっそのこと、一人でいよっかな。」

そして、菜実は家へと帰っていった。
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