遠い存在

「あ〜…悪ぃ。今日紗枝にアイス奢る羽目になったから無理だわ。(笑)」




大地はいかにもあたしのせいだというように言った。





『なっ!大地があんなことするからじゃんか!馬鹿大地!』


あたしも大地に言ってやり言い合いになっていった。





怜香はいつもおもしろげにあたし達の喧嘩を見る。





そんな言い合いをしていたら思いがけない言葉が聞こえてきた。




「俺もアイス食いに行きたいし一緒に行こぜ!」




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