遠い存在

「なあ、紗枝。よかったらアド交換しね?てかしよ!」




優斗の言葉に思わず嬉しくなって



『うん!するする!』


と、凄く必死に頷いてると


「…やっぱ、おもしれぇな。」


あたしには聞こえないようにそう言ってた。



赤外線をし交換し終わると「じゃあな。」と言って帰って行った。



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