激甘Milk*Tea+





ドアを開けた、私の前がいきなり真っ暗になる。


「──…っ!?」


えっ?

ええっ!?

ちょっと、誰!?


と思ったのも一瞬で、包まれた
大好きな匂いですぐに誰かわかった。



「……ゅうちゃん?」


「…はっ…まじ焦った」


…?

よく見ると息を切らし、少し額に汗を浮かべていた。

家から走ってきたのかな?



「…家から走ってきたの?」


「……自転車とかバイクのキー、探す時間が面倒だった」


面倒だった…って。



「…なんで?」


「秘美が電話でねぇから、心配したんだよ。」


きゅん。

あー、かっこいい。


けど、心配って?






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