紅一点!?~元男子校のお姫様~
「っ!?」
まっすぐな悠弥くんの視線が
今のあたしには痛くて
悠弥くんと久しぶりに話せて
嬉しいはずなのに
あたしは今すぐ逃げたいような気持ちに駆られた
「……なんでもない
HR始まっちゃうから、離して」
やっとの事でそれだけ言い、
あたしは悠弥くんと目も合わせずに自分の席に座った
『なんだ、あいつ??』
『乃愛ちゃん……』
瑠唯だけが悠弥と乃愛のやりとを不思議そうな、
それでいて悲しそうな瞳で
見つめていた