恋愛同盟
「あいつ、あんなことゆうやつだけど本当はすげぇいい奴だからさ。
仲良くしてやって。」



そういって笑った。



大翔くん…
その笑顔かっこよすぎだよ―。


「美音。あたしたちそろそろ帰るね。
また明日!!」



そういって愛芽と愁哉くんは帰ってしまった。



「ほんと仲いいんだね。」



「すげぇよな。
2年間だぜ。
まあ別れる日は地球が滅んじまうときだけだな。」



そんな他愛もない話をしてたら後ろから


「大翔。
はやく帰ろうぜ…
なんか疲れたし……」



遥斗がだるそうにこっちに歩いてきた。




「おう。待たせてわりぃな。
さっきまで愁哉らがいたんだよ。
それより遥斗、お前美音ちゃんに謝れよ…」



「はっ?
なんで…」



「お前が失礼なことゆったからだろうが。」




「もういいよ。
気にしてないから。」



本当はすっごいムカついてるけど。



これ以上、大翔くんに迷惑かけられないしね。




「ほら、コイツもこう言ってるし…
帰るぞ。」




そう言って帰っていってしまった。



「おいっ!
遥斗〜!!
ったく…
美音ちゃんまた明日な!」

そういって大翔くんは帰ってしまった。


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