恋愛同盟
その後何時間ねむってたんだろう―…




目が覚めたときにはもう夕方だった。




「あっ。藍沢さん。
目が覚めたの?」




保健室の先生があたしに聞いてきた。




「はい…
すいませんでした。」



あたしは寝てた体を起こした。




まだ頭が少しボーっとする。




「過労と寝不足ね…
今日はもう帰ってゆっくりしなさい。
担任の先生に目が覚めたこと言ってくるわ。」




そう言って先生は保健室を出ていった。




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