恋愛同盟
「あ、気ぃついたか?
お前、いきなり倒れたから、ちょっとビビった。」




すぐ目の前には、大翔の顔。



で、大翔は
あたしをひざまくらしてくれている



…パタパタって、風の音が気持ちいい……



んん??!ひざまくら??



大翔があたしを??



…なんで!!



-ガバッ!



「おい!いきなり起きて大丈夫なのかよ?!
もうちょっと寝とけって。」



…っで・でも~~!!



「…俺にひざまくらされんの、そんなにイヤ?」



「ちっっ違うよ…」

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