恋愛同盟
リビングに着くと、
愛芽たちが待ちくたびれた顔で振り返った。



「おそいよ美音ー!遥斗ー!」



「ゴメンゴメン!で、なに?」



「ああ!そうだ!!みてみてー!」



ん?なんかいいにおいがする……



「みんなで何か食べようってことになってね?で、何がいいかな~って話してたら…」



「はいはーい!カレーがいいでーす!!」



「…て愁哉が言い出して、でさっきから作ってたの♪」



愛芽と愁哉がうれしそーにカレーを見せた。



でも、ホントおいしそ~


あたしだったら絶対作れな…



「コイツだったら絶対作れないよな。」



横から遥斗に指を指された。



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