マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
ウゥゥウゥ……女の子の私よりカワイイ表情しないでよ!!


「あの時も言ったけど、連香がカワイ過ぎたからいけねぇんだよ。でも本気で嫌だったんなら、何度でも謝るから……口聞いてくれ」


千梨がちょっとだけ頭を動かした為、オレンジブラウンの前髪が揺れる。


あまりにもキレイで、息をするのも忘れていた。


「……キスの事はもういいよ………でも告白は………受け入れられるか分からないの……」


私は、自分の気持ちをそのまま伝えた。


「太陽や皆には『“友達”からでもいいんじゃない?』言われてるけど……千梨はどう思うの?」
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