マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
どうしたらいいか分からず、顔を覆ってデッカイため息をつく。


「お父さんのバカ……嫌い」


その瞬間、確かに千梨と目が合った。


柔らかく微笑まれる。


えっ?と思ってる間に、千梨はお父さんに同じ笑顔のまま話し出した。



「ハイ、好きです。女の子として守りたいと思ってます」



………っ!?//////


「千梨!?アンタまで何言ってるの!?頭おかしくなった!?//////」


な、ななな、今このリビングにいる男の人、2人共ふざけてるの!?


じゃなきゃこんな展開、誰も想像出来ないって!


「「キャッ♪」」
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