マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
全速力で逃げる連香を追い、とうとう連香の肩を掴んだ。


手首を掴みたかったんだが、連香は紙袋抱きしめてるからムリだった。


「連香っ!なんで逃げるんだよ!!」


肩を引き、連香と目を合わせる。


追いかけっこをした為に、連香の日焼けを知らない白肌は、ピンク色に色づいていた。


「ハァ…ハァ……――――離して」


息を切らした連香は、俯いた状態でオレに言った。


心なしか声に“冷たさ”がある様に感じられる。


「れ…んか……?お前どうしたんだ…………?」


スッと、連香の頬に手を伸ばそうとするけど――――…
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