マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
「千梨、私もうアンタからの電話もメールも相手にしないからっ!!金輪際私に関わらないで!!」


好きな女の子に冷たい宣告をされ、オレの思考は完全に凍結。


そんな中でも流れる涙を拭ってやりたいと、切実に思った。


だけど………やってはいけない。


今こんなに興奮してる連香にんな事したら…………きっと、二度と目も合わせてくれない。


「じゃあね。サヨウナラ」


連香がオレに背を見せて、歩き出した。


1つにまとめられた長く美しい黒髪が、連香が歩く度左右に揺れていた。


オレの凍った思考能力が、解凍され始める。
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