マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
顔を上げた連香は、キッ!とオレを睨みつけた。


――――両目にいっぱい、涙を溜めて。


「ウソつき!!もうそんな言葉には騙されないんだから!!」


「え?」


「今までの全部ウソだったんでしょう!?からかってたんでしょう!?アンタがそんなヤツだとは思わなかった!」


大粒の涙を溢し、オレを“軽蔑”の目で睨む連香。


オレはさっきよりも呆然状態に陥り、言葉が出なかった。


「信じようとした私がバカだったのかな……ハハッ」


自嘲の笑いを見せ、連香はオレから2~3m離れた。


なんだ…?何言ってんだ?連香……
< 334 / 431 >

この作品をシェア

pagetop