マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2

★誰よりも大切な★ 《Side -Senri-》

「「「「連香っ!!」」」」


図書館に行き、本を読む部屋に入った途端、耳に届いた叫び声。


今1番気になって仕方ない女の子の名前が聞こえた気がして、目線を動かした。


ふくらはぎの途中までの長さのスカートをはいた黒髪の女の子が、猛スピードで走り去る所だった。


一瞬目が合う。


その子は確かに昨日目の前で泣かれた連香で……また涙を流しながら、姿を消した。


「連香!どうしよう太陽!!」


「落ち着けよみやび!とりあえず千梨、お前その女の子誰だ!?」


慌てたみやびを宥めた太陽が、オレの隣にいた女を指差し言った。
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