俺と馬鹿と新婚生活?!
「…できちゃったの…」
女が自分の下腹部に手を当てて言った
それって…子供が…?
「…私、教室行くね」
女の言葉を聞いた綾は、慌ててその場から立ち去って行った
俺は女と会話を続ける
「…まじで?」
確かに…2ヶ月前にこの女と関係はもった
でも、ちゃんと付けたよね?
失敗してたってこと?
「うん…」
はぁ…最悪だ…
「…どーするの?」
なんて聞いてみたけど、答えは決まってる
「おろす…しかないよ。でも、お金がないの…」
まぁ、そうだろうな…
仕方がない…
俺にも責任がある
「…わかった。お金は出すよ」
「うん、ごめんね」
そして、明日会う約束をして女とは別れた