ハーレム ブラッド2
「言い訳するなー!!」

バゴッ!

マリアの一撃が幸大の腹部を強打した。

「ぐぉぉぉ…」

幸大が苦しむ。

「いい様ね。」

朱鳥が言う。



「ふっ…。

大丈夫か?

強く打ったみたいだが…」

華乃が幸大の腹部を触る。

「いや…平気だ。」

幸大が言う。

「しかし赤くなってるかも知れないし直接見た方が良いだろう。」

華乃が幸大の服を掴もうとする。


ガシッ!

咲子が華乃の手を掴んで阻止する。

「幸大…さっさと帰るわよ。」

姫野が言う。

「あ、ああ…」


「ほらほら!

早く帰らないと夜はまだまだ寒いよぉ?」

クーニャが幸大の腕を引っ張る。



「では…私も途中まで一緒に行こう。」

「ううっ…手強い〜」

優衣が言う。

「うかうかしてられないです…」

沙羅が言う。

「負けてたまるか!」

マリアが言う。


「こんな男の何が良いのかしら…」

朱鳥が呟く。
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