ハーレム ブラッド2
エピローグ
3年後


大きめの一戸建ての家

「幸大君、見てみて!」


クーニャが走ってくる

「クーニャさん…走らないでください。

幸がびっくりしますから。」


咲子が幸大の膝の上で絵本を見ている我が子を撫でる



「で…?

用は何なのよ?」

姫野がノートパソコンを操作しながら言う


「じゃーん!!」

クーニャが額に入った賞状を見せる



「…。

さっぱり読めないぞ?」

マリアが言う


「全部…英語かしら?」

アゲハが言う


「姫野ちゃん、読んで〜」

クーニャが言う


「私も英語は読めないし、今は大学のレポートで忙しいの。」

姫野が言う


「何となく読めるのはギネスとか…

テレビでも見たことあるけどギネスの認定証かな?」

優衣が言う


「へぇ…

クーニャさん…ギネスに載ったんですか?」


沙羅が言う


「うん。」


「一体どんな理由で乗ってるの?」

朱鳥が言う


「だから…それを読んでもらいたいの!


ほら…全部で3枚あるよ!!」



「どれどれ?」

華乃が現れる


「うわっ!?」

クーニャが驚く


「ただいま。」

華乃が言う


「おかえり。

華乃ちゃん、英語できるよね?

さっそく読んで!!」

クーニャが渡す



「えーと、最年少最優秀ファッションデザイナー。


歴代のファッションショーの中で最も多く作品が使用されたファッションデザイナー。




世界中のファッションモデルが選んだ最も優秀なファッションデザイナー。」


華乃が読み上げる
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