ハーレム ブラッド2
「でも…実際、幸大が永遠の不老不死を持ってて…

私たちがどこまで幸大と一緒にいれるか不安だったけど…


まぁ、姫野たちみたいな吸血鬼ならずっと居られるけど人間の私たちはいつかは先に死んじゃうんじゃないか…って思ってたのよね。」


朱鳥が言う


「思ってた…ってことは今は?」

幸大が言う


「幸大に日常的に血を吸われてからは…傷の治りもあり得ないくらい早いし…このままずっと一緒にいれるかもって思ってるわ。」

朱鳥が言う



「ああ。


一緒に居よう。

皆で永遠に…。」

「いや…永遠にってかなり辛いわよ?


ずっと生き続けるなんて…」

姫野が言う


「お前らとなら幸せなことしか無いと思ってるけど?」


「私も幸大さんとずっと居られたら幸せです。」

沙羅が言う


「私も幸大君が一緒なら何もかもが幸せだよ?」

優衣が言う


「私も皆とならうるさいけど楽しいぞ!!」

マリアが言う


「まぁ…永遠にって言うと先が永いからな。



だから…永遠にじゃなくて…


俺が死ぬまで一緒に居て、好きで居てほしい。」


「それは言葉遊びにもなっていないよ。

永遠に一緒に居るのと同義だ。


まぁ…どちらにせよ私は君の思いに従うさ。」


華乃が言う


「私も…万が一死ぬことがあっても気合いで生きますわ。」

アゲハが言う


「アゲハならできそうね。


まぁ…私も幸大は色々と世話が焼けるからこの際だから…きっとあんたはいつまでも満足しないでしょうけど、満足するまで付き合ってあげるわよ。」

朱鳥が言う
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