ハーレム ブラッド2
「違うのか…」

幸大が言う。

「だから…何で楠木を庇って…」


グシャッ!

佐藤の携帯が幸大に握りつぶされた。

「は!?

携帯を握り潰すとかどんな握力してんだよ!?

本当にお前は何なんだよ!?

常識で考えろよ!!」


佐藤が半狂乱になる。


「わかってないわね…


幸大様をあなた程度の人間の常識で測れると思っているの?

身の程を知りなさい…」

アゲハが言う。


「くそがぁ!

お前ら、やっちまえ!」


佐藤が取り巻きに言う。


「オラァッ!」

取り巻きたちが襲いかかる。


ヴンッ!

「消えた!?」

バキッ!ドゴッ!グシャッ!ゴキッ!


取り巻きたちが全員気絶した。


「さて…言い残すことは?」

幸大が言う。

「何なんだよ!?

つーか、その眼もおかしい色だし…

それに…それに…」


「言い残すことはないのか?

なら…」

幸大が拳を握る。


「ま、待った!!

楠木を許したんなら俺も許してくれよ!!」

佐藤が言う。

「お前…俺が何で楠木を許したか知ってるか?」

「な、何だ!?

条件なら何でも聞くから…」


「そりゃ無理だな。」
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