【更新凍結中】禁断恋愛◇堕ちてはならないと知ってても
----コツン
私が一人思い出に浸っていると、後ろから消しゴムがぶつけられた。
そのことに少しイラッとしながら後ろを振り向くと、私より更に顔に怒りをこめながらこちら側を見ている千絵がいた。
あぁ......ゴメン、千絵。手紙のことすっかり忘れてた。
私は、「ゴメン」の意味をこめて先生にバレないよう、千絵の方を向いて顔の前に手を合わせた。
すると千絵は、「早く見て!」とでも言いたげに指を指してきた。
私は、千絵に渡された手紙をこっそりと読んだ。
《梨絵!氷川先生超かっこよくない?
今は5時間目だけど、氷川先生がいるから眠気ふっとんだ!!》
と、書いてあった。
......やっぱりな。
どうせ、氷川先生のネタだと思った。
当然、お姉ちゃんと先生がくっつくと思っていた私は、先生がかっこいいだとか正直どうでもいい。
先生は、生徒よりお姉ちゃんを選ぶはずだから。
そう確信していた私は、めんどくさかったけど千絵の手紙の隙間に返事を書いた。
《そうかな?まぁ、確かにかっこいいとは思うけど......。
眠気は吹っ飛ばないよ!今も眠い......。》
その後、手紙を折りたたんで私の後ろの席の子に手紙を千絵まで回してもらった。