君に出会えて・・・

3、死はいつだって突然に・・・

今日の朝はわくわくしていた。

なんたって今日は大河との初の
遠出デート。

いつもより気合をいれて化粧したりした。

早く大河こないかな~。

ピーンポーン。

思っていたころにチャイムが。

「はーい。」

あたしはバックをもって
玄関に行った。

「おまたせ、行くか??」

「うん♪」

「今日は雪が降ってて滑るから気をつけてね。」

「はーい。」

お母さんの言うとおり、今日は朝から雪が降っていた。

あたしと大河は駅に向かった。

駅にはたくさんの人が。

大河はあたしの手を優しく握った。

「美亜はこうしてないと、すぐ迷子になるからな。」

笑顔で大河はそういった。

その笑顔を見れるのが
最後になるなんて・・・。

あたしたちは電車の切符を買って
電車を待った。

「大河ー、楽しみだね♪」

『まもなく5番乗り場に○○駅行き、3番電車が到着します。』

あたしが話したと同時にアナウンスが流れた。

アナウンスのすぐに電車が到着し、
あたしたちは電車に乗った。

「駅に着いたら起こしてやるから寝ててもいいぞ。」

「うん」

あたしは大河の優しさに甘え眠りについた。


どーーーーーーーんっっ!!

あたしは壮大の音で目が覚めた。

目の前は眠りに着く前とはまったく違うものになっていた。

窓ガラスは割れて、その破片が散らばったり・・・。

「美亜!!大丈夫か!?」

「大河!!何があったの!?」

あたしが眠っていたころに起こった事情を聞いた。

この電車は駅に向かう途中、
あたしたちがおりる前の前の駅に予定の時間より早く着いたそうだ。

早くついて、あたしたちが乗っている電車の前に
この駅につく電車が液に止まっていて

あたしたちが乗っている電車はその電車の後ろに止まろうとした。


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