さくら色 〜好きです、先輩〜
「はあ…」
家に着くと自分の部屋に直行してベッドに寝転がり、練習試合を思い出した。
小野田、上手くなってたな。
怪我してもうすぐ一年半…
こうしてる間にもどんどん差を付けられてく…
恭介もまだ入部して数ヶ月なのに、部になくてはならない選手に成長していた。
俺は…何がしたいんだ?
サッカーは諦めたはずなのに全然諦め切れてない。
広場でサッカー教えたり、放課後の練習や試合を見に行ったり…
子供達にやめたって言えないのだってそうだ。
結局はまだサッカーがやりたくて仕方がないんだ。