さくら色 〜好きです、先輩〜
俺はキャプテンとして新人戦に挑み、見事優勝を果たした。
順調に勝ち進んでいくにつれてTVや雑誌の取材が増え、プロのスカウトマンからも声を掛けてもらえるようになった。
その頃からロッカーにゴミが入ってたり些細な嫌がらせが始まったけど気付かない振りをした。
周りが騒がしい今、こんなことが公になったらすぐ広まってしまう。
俺が何も反応しなかったら嫌がらせする方も飽きてすぐ終わるだろう、そんな風に簡単に考えていた。
だけどその考えが甘かった。
終わるどころか嫌がらせは酷くなる一方だった。