《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
私は書類をコピーにセット。


慣れない手つきで操作した。そんな私を見守るように優しく見つめる設楽さん。



「本当にあおいが申し訳ないとコトしました…奥様」



「え、あ…」



コピー機の刷る音と同時に設楽さんの声が耳に入って来た。



「いえ、設楽さんが謝るコトでは…」



「あおいの婚約者として謝るのは当然です。本当に申し訳ありませんでした」



「えっ!!?」



設楽さんがあおいさんの結婚相手!!!?



「設楽さんとあおいさん…ご結婚されるんですか?」


「まぁー、捺にはまだ…ナイショだけど」



「・・・」


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