《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
「昨日見た…ママの中ではいちばん、無理な気はしてた」



「えっ!?」



「・・・今の話は流して…」



「うん」




互いに止まった箸を動かし、食事に喉を通す。




私は誰とも付き合わず、捺と結婚。


コクられたコトは何度かあるけど、すべて断った。


目の前の佐久間君はあれから一言も話さず、食事に集中。



本当に若い時のお父さんに瓜二つの彼。

何だかお父さんにシカトされてるみたいで、寂しいキモチが湧き上がる。





< 18 / 190 >

この作品をシェア

pagetop