お見合い恋愛
「・・・央さん・・っ・・・お願い・・・」

その言葉に唯香の腰を両手で掴み、その動きとリンクするように緩く突き上げる。

「あっ・・・あ・・っ」

やがて、勝手に激しくなっていく腰の動きに、俺たちは両手をつないで押し流されていく。

「・・・あんっ・・・も、だめ・・・イク・・」

唯香の中が激しく収縮して、終わりの合図を告げている。

俺は残りの力を振り絞って、唯香の一番奥のほうへと打ち付ける。

「唯香・・・いいよ、一緒にイこ」

無言でうなづく唯香にさらにラストスパートをかける。

「・・あぁっ・・・・」

唯香の体が弓なりにしなり、倒れてしまいそうなのを必死で抱きとめながら

俺も熱い欲望を唯香の中に注ぎ込んだ。
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