恋愛野獣会
聞き返す私の腕を掴み、強引に歩き出す先輩。



え?



なに?



クラスメイトからの視線が痛い。



ズルズルと引きずられるようにして教室を出て、先輩はようやく腕を離してくれた。



「あ、あの……」



「極力使いたくないんだろ、金」



あ……。



今サイフの中には1万円札が何枚かある。

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