誠の桜に止まる蝶~番外編~
穏やかな昼下がり。

俺と蝶は非番のため部屋でお昼寝をしていた。

蝶より先に目を覚まして蝶の寝顔をみる。

なにやり蝶は難しげな顔をしている。

「そ、うじ・・・・」

寝言で俺の名をつぶやく。

「俺の夢でもみてるの?」

尋ねても蝶は規則正しく寝息をたてているだけだ。

本当に蝶は愛らしい。
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