誠の桜に止まる蝶~番外編~
そっと総司の部屋を開ける。

山崎さんに総司のことを聞いたら部屋に戻ったらしい。

「総司?」

そっと部屋の中に入る。

みると総司は眠っていた。

「あ、寝てるんだ・・・・」

私はすとんと総司の横に座る。

ふふっ・・・かわいい寝顔。

顔にかかっている総司の髪をよけてあげる。

すると総司と目があった。

「あ、沖田ってきゃあ!!」

不意に視界が反転して私は総司に押し倒されるような形になっていた。

「ちょっ!総司起きてたの?」

「うん。起きてたよ?」

にこりと微笑む総司。

だけどその微笑みがどこか怖い。

も、もしかして・・・・

「そ、総司怒ってる?」

「え?なんで?」

「いや、その・・・・」

私は口ごもる。

「さっき土方さんとなに話してたの?」

「ふえ?」

急に聞かれておもわず変な声がでる。
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