あなたへ
あたしは弱かった
自分は依存型だと始めて実感した

毎日少しづつでも
あなたはあたしを気にかけ
好きじゃないというメールや
苦手な電話をくれた

あたしはすっかりそれに慣れて
あなたに甘えた

とても居心地がよかった

一人だったころは
一生懸命バランスをとるため
力を入れたり抜いたり
正直疲れてたんだ

だけどあなたが向かい側のシーソーに座ってバランスをとってくれるから
あたしはいつでも気を抜く事が出来た
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