こちらミクモ探偵事務所4
「シア姫がどうかしたの?」
「うーん……取り敢えず、ついてきてください!」
そう言うと、三津子は皆に背を向けて走り出した。
呆然と背中を見送る一同。
「取り敢えず、ついてった方がいいんじゃないッスか?
あの顔、ただ事じゃないって感じでしたよ」
霞に促され、首をかしげながらも渋々と部屋を出た。
「シア……」
「ワトコ、どうかしたか?」
途中羽兎がボソッと呟く。
紘哉が訊くも、彼女は笑って首を横に振るだけだった。