お医者さん嫌いなのに・・・
「美奈ちゃん、点滴終わったよ。熱も少し下がってきたね。家に帰っても、安静にしてるんだよ。」って慶太先生に言われて目が覚めた。

修先生とお姉ちゃんと一緒に家に帰った。

「美奈、部屋で寝ていなさいね。おかゆ作ったら持って行くから・・・」ってお姉ちゃんに言われて部屋で寝てた。

「美奈、おかゆたべられそう?ちょっとでも食べて、薬飲まないとね。」
「うん・・・」
おかゆは美味しかったけど、ノドが痛かったのと食欲なくて、少ししか食べられなかった。

「美奈ちゃん、どれくらい食べれた?」って修先生が来た。
ちょっとでも食べたなら、良しとしよう。。。ゆっくり寝るしかないねって修先生は言ってた。

結局、2日間、ほとんど寝てすごし、熱は下がった。

学校に行く用意していたら、慶太先生から電話がかかってきた。
「もしもし、慶太先生?」
「美奈ちゃん、どう?元気になった?」
「うん、すっかり熱も下がったし、これから学校にいくね」
「じゃ、良かったけど、熱下がったばっかりなんだから、無理しないで、しんどくなったらちゃんと言うんだよ。俺、今日の午後は休みだから、夕方、学校の前に迎えにいくな。何かあったら電話して。じゃあ気をつけて行っておいで。」
「うん、ありがとう。今日、待ってるね。」
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