バット・インソムニア
バット少年と撲殺死体。

空間の違う二つが私を通して繋がっている。そんなことはあり得ない。夢の中にいた少年が現実世界で殺人?そもそも凶器が金属バットだっただけで、それ以外に少年と分かる情報は無い分けだし、スポーツ用品店に行けばいくらでも手に入るものなんだから、私がバットを持った少年の夢を見た日にバットを使った殺人が起こることだって偶然の範囲内だ。

そう言い聞かせることでその場は平静を保っていられたが、それが偶然の範疇から大きく外れることを爽夏は今晩知ることとなった。
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