シークレットな極上LOVE
プシュッと音を立てさせながら、亜子さんは缶を開けた。
それに続いて、あたしも開ける。
「どこまで知ってるの?風香の事は」
カクテルを飲みながら、亜子さんはあたしを見た。
「ネクタイと、香水は知ってます。それに、忘れられない元カノだって事も」
実は正直言って、そんなには知らない。
でもこう言えば、亜子さんから、もっと詳しく知る事が出来るんじゃないかって思うのよね。
「そこまで知ってたんだ…。龍ってば話し過ぎでしょ?」
ため息をつきながら、亜子さんはカクテルをテーブルの上へ置いた。
「亜子さん、あのエンジのネクタイは、風香さんからのプレゼントなんですよね?」